五十嵐あぐり シノハユ 14巻 感想
シノハユ14巻でございます。
全小準々決勝組が再び集まったところです。
このメンバーの中で断トツでチョコ背高いですね…心の叔母さんより高いです。
しかも、チョコの家には全自動卓が…
なに?咲に出る人はみんな金持ちなの?
やけに広くて全自動卓持ってる人ばっかな気がする…気のせいだろうか…
そして、この面子でやることといったら麻雀です。
シノ「一刻でも惜しいね もっとやろ もっとやろ」
心「戦闘狂だよ…」
然り。
そんなこんなあり、開催前の各校も思い思いの時間を過ごしているようです。
シノはどうやら裏でニーマンと連絡を取るために行動を起こしていたようです。
それに閑無の的確な助言によりドイツ語も勉強し始めています。
当の閑無はシノがニーマンを麻雀選手として意識していると勘違いしていますが、
結果的に閑無も触発されるということになっています。
さらにシノはかつて住んでいた部屋にも顔を出します。
リチャ的にはシノにとってつらいと思って避けていたようですが、
シノも数年である程度乗り越えられるようになったようです。
リチャもかなりシノのことを考えての引っ越しだったというのがわかります。
麻雀牌を捨てようとしたのも、偏にシノを考えてのこと。
シノ「ありがとうおじさん 私の心を助けてくれて」
なんてこと言われようものなら、泣いちゃうでしょ…
泣かないリチャはどうなってんの。
そのひと時の後、ようやく湯町メンバーと合流します。
合流後はやっぱり麻雀。
心「戦闘狂だよ…」
リフレインされる…
今回は心の全小の対局を観戦していて触発されてやることに。
対局中も心の対局を見ながらというものです。
そして、閑無を愕然とさせる、シノとはやりの実力の違い…
心の対局の全員の面子の手牌を覚えた上で、さらに自分たちの対局もこなすという離れ業…
将棋や囲碁の棋士なんかは頭にいくつも盤面を持っていて、
それを同時に俯瞰しながら次の一手を考えていると言われています。
麻雀でも同様のことが言えるということでしょうか。
少なくとも私は目の前の局面しか見れないです…全然気持ちがわかりません…
そんな閑無に杏果も助け船…同じ協議の人が住んでる次元が違うのを自覚するとつらいですよね…
まぁかくいうはやり本人は人間はマルチタスクに向いてないって言ってたりするので、もうよくわかんないですよね。
全小決勝戦は、心、レジェンド、宗像さん、のよりんという面子。
宗像さんは以前にもちらっと出ていましたが、他の面子に比べると印象はかなり弱いですね。
レジェンドだけ5年生で、本編プロ組の中でも若い部類というのがわかります。
まぁ一番若いのは咏さんなんですけどね。今回は病欠とのこと。
そんな中、優勝をかっさらったのは心。
今回はレジェンドの強さを理解して、レジェンド対策をばっちりとしたことで勝利。
レジェンドが目線などで読み切ったと思ったころを、見事裏をかいて和了りました。
それもこれもその一局のために目線など細かい罠を仕掛けておいての和了りですから、
さしものレジェンドも「まいりました」。
これで、心は二年連続優勝となります。ただ、6年なので来年からは全中です。
一方で、全中団体準決勝が始まります。
準決勝で当たるのは菰沢と丹羽チョコ所属の尼ケ坂女子。
シノにとっては小学時代の強敵と中学時代の強敵がぶつかることになります。
そして、ついに明かされる丹羽チョコの馴れ初め…
いつの間にか仲良くなってた二人ですが、ここで初めてその裏側が明かされます。
語られないと思ってたのでまさかな感じです。
濃密な丹羽チョコを見せつけつつ、いざ対局…!というところで次巻。
今巻は主人公組の対局らしい対局もありませんでしたが、
シノハユで出てきたキャラクターが関係性を持って描かれるちょっとした日常回となりました。
ただ、これも今までの対局でのつながりがあったから見られるわけですからね。
けっこう長いことシノハユも続いてきたなという実感もします。
さて、湯町メンバがすき焼きする場面があるのですが、
閑無があわや具材を床にぶちまけるというところで
シノが迫真の空中キャッチをかまします。
杏果「ここぞというときの反射神経ヤバいね」
いや、反射神経どころの話ではないんですけど…軽く人間離れしてない…?
果たしてこれは、対局に見せる何かしらの伏線なのか…!?
まぁ、そんなわけないと思うんですけどね。
というフラグを残しつつここまで。ではでは(:3ノシ )ヘ
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