五十嵐あぐり 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 8巻 感想
決勝戦先鋒戦続きから。
今回も闘牌の流れは一緒なので端折りつつ。要所要所見ていきます。
先鋒戦は阿知賀の回想というか玄の回想が足されているのが主な違いになります。
ただ、語るべきことはけっこう語られたと思うので内容はかくや。
今回の回想では玄が写真を撮ることについて掘り下げがされています。
正直闘牌には影響しないことですが、今巻の最後で回収される伏線になります。
闘牌はテルのギギギの九蓮宝燈が決まるところです。
このギギギの描写ですが、本編よりも描写が少し細かくなっています。
テル以外の面子が開いた扉から伸びた黒い手に引きずり込むような描写があります。
わかりやすく言うと心理の扉ですね。
本編では気づいたら灯籠のある空間にいた感じなので、過程が少し追加で描写された感じですね。
といってもだからなんだという話なんですが…(本編と同じ過ぎて書くことが…
前半戦も終わり休憩へ。
休憩では、本編よりも玄の心情をちょっと掘り下げています。
自分がここで打っていていいのかという気持ちの揺れ動きですね。
無駄なことはないと叱咤され、再び戦場へと赴きます。
後半戦。
後半戦はガイトさんが活躍する場面が多々あるのですが、
こちらでは闘牌のみでその心情は書かれていません。
ただ、淡々と間合いを見切られ和了られるのは恐怖があります。
この辺はガイトさん心情を描かないおかげで玄視点での気持ちがよくわかります。
そして、場面は玄のドラ送り。
ドラ送りについては本編の回想で行われているので、その根源の回想、露子さんについてです。
どうやら露子さんが当たり牌を相手に送るということが出来たようで、
それを玄も引き継いだというか、開花した感じです。
似たようなという意味合いで言えば、宥姉も同じように相手に送ることができるようになるのかもしれません。
とはいえ、宥姉の場合玄よりも送るのがメリットになる条件が厳しそうなのでできてもやらないだけかもですが。
これによりテルに役満直撃!
本編で、また一矢どころか二矢も報いるのかと驚いたところですね。
しかも、前回よりも明らか高い、というか最大の直撃ですからね。
テルもここまで化けるのは予期していなかったようですしね。
そして、幼き日の玄の回想にさらっと出てくる宮永家らしき親子。
ちょっとしたファンサービスでしょうか?
そして、玄のターンとなり、先鋒終了!
おやー?玄こんな勝った状態で終わりましたっけー?
本編と違う展開?
と思いきや、よくよく見ると、玄が「その後たくさん削られた」とモノローグで一言で言っています。
最後の方の、優希の奮起やガイトさんの活躍がガッツリ飛ばされています。
ここら辺は編集上の都合でしょうか?
流れ的に端折られ過ぎて勘違いしちゃいますね。
ともかくも、先鋒戦終了。
玄の記念撮影の提案で終わります。
ここは本編になかったですね。
阿知賀編は本編に比べ、基本的には回想が足されているのですが、阿知賀以外の回想はかなり控え目です。
控室などおける解説も、本編がいろんな高校の人物にさせていますが、
ほとんど阿知賀控室か阿知賀編関係者になっています。
ちなみに、実況も恒子の毒っぷりが本編よりも端折られてます。
さてさて、次は次鋒戦。宥姉の回想楽しみですね!
といったところでこのへんで(:3ノシ )ヘ
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