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めきめき 染谷まこの雀荘メシ 3巻 感想

 
まこメシ3巻です。突然ですが最終巻です。

あれ最後なんだ…

まぁ予想通りというかなんというか。ちょうどいい長さではないでしょうか。


第21話はオムライス。

中心の話ですね。

基本的には日常の延長です。の心のわだかまりについて解きほぐします。


第22話は京太郎のタコスづくり。

京太郎のタコスづくりについては回想で一コマとかでしたからね。

京太郎の手作りにいたる思いが少し描かれます。

しかし、京太郎めっちゃうまそうに食べるな…

めきめきせんせのメシ作画がうまいのか。


第23話はカンパチ。

に釣りがなんかすごい合いますね。

なりの清澄への餞別。

短いですが、彼女の人となりが見えますね。


第24話はカンパチカツ。

前話のカンパチを使ったカツ。

なんと久保コーチがゲスト。

かなり久々に見た気がしますね。

しかも、藤田プロとのお話。

けっこう久保コーチ藤田プロを支えてたんですね。


第25話はシナモンロール。

文堂さんがもらったいつかのすこやんカードのお返しのお話。

すこやんカードをもらったとき、実際こんなお返しの話があるんだろうなとは思ってましたが、

ここで回収されましたね。

ちなみにシークレットは雅恵さんでした。

シナモンロールはキャップ特製(上埜さん用)


第26話はカップ麺。

ぶっこんできましたね…

とはいえそのままではなく、カップ麺チャーハンというアレンジのお話。

でも結局、食べるものは食べるところを工夫するのが一番おいしくなるというお話。

空腹は最大のスパイスのように、結局は食べるときの状況ですよね。

今回は料理というより合間のお話っぽい感じ。


第27話はチューリップ。

ごちそうといえば高いものではなく、その人の思い出に残る特別な食べ物というお話。

え、チューリップってそうやって作るんだ…

たしかに、全然見なくなりましたが、めんどいですね…

普通のから揚げでも十二分にうまいのでまぁ費用対効果の問題でしょうね。


第28話はフルーツ。

お中元のお話。

透華があれこれ理由とつけてますが、要は送りたいから送るってやつですね。

用和為貴

は難しい言葉知ってますね…

年賀状とかもそうですよね。礼節というか送りたいから送るというか。

続く風習には物理的なものではなく、内面的な理由があるってことですよね。

こういうのも時代によって変わっていくんでしょうね。

今だとデジタルでスタンプを送り合うっていうのもその一つかな?違うか。


第29話はアスパラベーコン。

まこに春が…!?

っていう少しこれまでと異色な話です。

まぁちょっと色づいた話が出たってことでそんなに深くは追及されてませんが。

うーむ、めきめき作画で描かれると確かにかわいい。


最終話はカツ丼。

一話の伏線を回収してカツ丼。

しめくくりとしてもいいのではないでしょうか。

まこは結局料理も好きってとこが結論でしょうか。


正直、この巻は最初と比べるとインパクトが薄くなってきていた印象でしたので、

ちょうどいいタイミングでの終わりという感じですね。

しかし、めきめきせんせのメシ作画が素晴らしいということがよくわかりました。

メシというかメシの顔が素晴らしいですね。

確かに料理自体の作画も大事ですが、キャラがめちゃおいしそうに食べてるのが、

食欲をそそられるんですよね。

めきめきせんせの腕前をおみそれしました…ただかわいい作画だけではなかったです。


さて、さすがにそろそろ咲のスピンオフも打ち止めかと予想するのですがはてさて…

とにかく本編のインハイがきれいに終わることを願ってここまで

ではでは(:3ノシ )ヘ




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めきめき 怜-Toki- 9巻 感想


9巻です。

今巻から藤白さんに焦点が当たっていきます。


竜華がようやく麻雀部に入ることになります。

藤白さん周りを進めていくのかと思いきや並行して、部活の話も進めていきそうですね。

ということで、そうこうしているうちに新キャララッシュ。

曽根崎部長も中々にキャラが立っていますね。

そして、除ケ口部長もとい先輩。

除ケ口先輩もかなりこじらせてますね…小学生のときに解決した感じに見えましたが、

思ったよりもトラウマが強いんですね。

入部早々もてはやされる竜華。まぁここもの相変わらずのコンプレックスを刺激されていますね。


しかし、その後の対局では強さを示します。

あ、ほんとに強くなってたんですね!

竜華セーラが強すぎて、自分の思い通りの打ち方ができないのがあんまり強く見えなかった要因なんすね。

リー棒立てが板についてきたり、和了率及び振り込み率も良くなっているので高校時の状態に近づいているのを感じますね。


さて、入部で力試しも済んでというところでいきなり府大会!展開早!

しかも、そこには藤白さんの姿が。

さすがに入部早々、竜華の出場はありません。セーラは、藤白さん絡みで船Qと打合せ。

千里山は無難に一回戦を突破。

は道標とか怜ちゃんの伏線だったり、藤白さんの所属が北野中と発覚したり、

桜花女子という強敵が登場だったりと今後のあれやこれや詰め込まれています。


そして、藤白さんの過去が垣間見えます。

眼帯の娘。藤白さんを負かした七五三木なつ

って、藤白さんすでに負けてるんか…

しかも、あの食堂のなっちゃんに…

藤白さんも十分にこの時系列では化け物じみてたのに、その上をいくのか…

今は群馬にいるとのことなので、インターミドルあたりでまた出てきそうですね。


ということで、藤白さんの回想で以下次巻。

なんかこの巻は本編の伏線や今後の展開のための伏線やキャラをばらまいたりと、

伏線だらけでしたね。

伏線を回収したのはの強さあたりだけですかね。

また、テーマとしては各キャラのトラウマとかコンプレックスとか

そんなすぐに払拭できないけど、折り合いをつけていこうってことかなと勝手に感じてます。


ともかくも、相変わらず面白いので目が離せません。

ではでは。(:3ノシ )ヘ




五十嵐あぐり シノハユ 15巻 感想

 
シノハユ15巻です。

全中準決勝、始まる!

千尋「点棒なーなった?」

一瞬!チョコの絶望。

件の椋木に少しでも食いつけると思ったらこの圧倒的な差ですからね…引退も考えますよ…

その姿を見た丹羽は、全小で負けたときですら笑っていたのを知っていたからこそ奮起します。

全小で負けたときに落ち込んでいたのをチョコに救われたからですね。

想いが届いたのか菰沢に一矢報いることもできました。

想像以上に丹羽チョコがお互いに感謝をして、大切にしているのがわかります。

この二人はいつの間にか仲良くというか親密になっていたので、

この辺がその回答になってそうですね。

結果としては菰沢の勝利で、そのままの勢いで優勝をかっさらっていきます。

丹羽チョコにとっては一歩前進する出来事になったようです。


そしてついに始まる個人戦。シノ出陣です。

ドラミングで調子いいのかサクッと決勝ステージ進出。

実際緊張したときは、体を動かしたり刺激を与えることである程度は緩和できますよね。

それがドラミングってだけで。寒いときに動きたくなるのと一緒です。一緒かな…?

自分で書いててもよくわからんですねw


さて、決勝ステージ前にシノの前に現れたのは、戒能優子

戒能…さらに妹がいる…良子…なるほど戒能プロの姉だと思われます。

まさかの姉。本編の関係で本人がちらっと出演することはありましたが、

まさか本編でも情報がなかった親族が出てくるとは…

そして決勝は、全小準決で当たった星野さん、初登場峠岡さん、そして先ほどの戒能姉

星野さんまさか再登場するとは…

流石の決勝はお互い引けを取らない戦いが始まります。


シノが戦う最中、カンナは修行。

覚悟が決まったおかげか、かなりの荒療治。

なんと、日本代表キャンプに殴り込み。

普通なら相手してくれないだろうに、相手してもらえる強運は流石カンナといったところでしょうか。

そして何気なく出る当時の日本最強(1位ってことかな?)・日本4位。

咲の時代では彼女らはどうなってるんでしょうか?

流石に引退ないしは、前線を退いていますかね?

そんなわけでカンナは彼女らに揉まれるわけですが、

当然手も足もでません。

同じころチョコはこれ以上進むことの意味に疑問を感じています。

まぁレジェンドでもトラウマになるような負け方をしているので、

自分より上が常にいる競技を続ける意味があるのかってことですね。

どんな競技にも通じることですが、上には上がいて果てがないですからね…

ただ、丹羽が示したくれた闘牌がその答えの一端にはなったようです。

濃密な丹羽チョコ

「退かない……!!」

「進む!一歩でも前へ!!」

ここで、シノカンナチョコと状況は違えども想いがシンクロ!

熱いですね!というところで次巻。


いやぁこの巻は最後につなげるためのきれいな流れになってますよね。

チョコの挫折と再起。カンナはすでに挫折を味わってるので再起。

シノは戦闘狂……もとい戦闘民族としての矜持。あれ?

なんかシノだけ特殊だな…

まぁともかくきれいにまとめられた巻でした。


今回出てきた日本代表ですが、きっとシノが日本代表になるときにまた関わってくるんではないでしょうか?

果たしてそこにたどり着くのはいつのなのか…

そもそもまだ高校編までもいってないですからね。

一巻表紙のシノを早くみたいものです。


というわけでこのへんで(:3ノシ )ヘ




五十嵐あぐり 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 9巻 感想

 
阿知賀9巻です。

先鋒戦が終わり次鋒戦、宥姉の出陣です。

こちらでは試合開始前のやり取りが描かれています。

菫さんの煽りに、笑顔で皮肉で返す宥姉

あれ、こんなキャラだっけと思いつつ…

でも、宥姉が強気だったのはが泣いてたからか…


さて、試合展開は本編と一緒です。

こちらでは、阿知賀サイドというか宥姉視点での試合になります。

菫さんシャープシュートが脅威を振るいますが、まこにも躱されます。

でも、宥姉視点で見ると怖いんですよね。

癖で見切ってるならまだしも、別の方法で躱してるのなら直観としかいいようがないですからね。

実際は、まこの場の雰囲気を読む力によるものですが、まぁそんなん言語化しようもないので仕方ないですね。

さて、本編では宥姉の心情が描かれないまま、倍満を和了ったので得体のしれなさが半端なかったのですが、

こちらでは最後のインターハイという思いと共に和了っていたのが描かれています。

でも、宥姉かっこいい。

次の局でも、

宥姉「あったかいのいっぱあぁぃ」

と倍満を炸裂させるのですが、表情がちょっと違いますね。

本編側ではかわいい!って感じでしたが、こっちではトリップしてる感のある顔です。

個人的には本編の方が好きかな。こっちの顔も本来の宥姉なんだけど、かわいさを推したい…はいどうでもいいですね。

次は菫さんが癖を隠して宥姉を狙うところですが、

本編ではオリと見せかけて張っていました。

こちらを読むと狙ったわけではなく結果的に張り替えのようになったみたいですね。

さて、まだ前半戦なんですが、なんとこっちではあっという間に次鋒戦終了。

まぁあんまり宥姉の見せ場がなかったからなんだとは思いつつ、

本編ではちゃんと後半戦の宥姉も描かれていたので、

宥姉の心情と照らし合わせてみたかったですね。

特に緑一色のあたりとかを見たかったです。

ともあれ、次鋒戦も終わり最後に次鋒メンバーで記念撮影して終了。

に触発されたことですが、忘れられない夏の自分の記録を残すことにしたんですね。

阿知賀サイドでは、先鋒戦のと次鋒戦の宥姉を合わせて松実家の物語って感じでしたね。


だからこそ、余計な局を省いてきれいにまとめたのかなとも思えます。



違う視点で対局を見ると、このときのそれぞれの考えが深堀されてなかなか楽しめますね。

そう考えると本編での今までの対局も、

描くのを省いただけで中々に各人の思いがあったのではないかと考えてしまいます。

まぁでもそういうのは語られれないからこそとも言えますね。

いい作品は、すべて語るのではなく、想像の余地をうまく残すことだと誰かさんはいいました。

とはいえ、こういった切り口もやっぱそれはそれでいいですよね。

なるほどスピンオフがいろんな作品よく見られるわけですね。


といわけでここまで。では(:3_ヽ)_




小林立 咲-Saki- 23巻 感想

 
本編23巻です。

ちょいと諸事情で遅れましたけど、げふんげふん。

ついに中堅戦です。

ミョンファってガチで空から登場してるのか…不思議過ぎる…

というわけで始まった中堅はが先制。

気になる、部長の作戦はというと…

たかみー野放し!

和了られるとしてもラスのみなので、自分が親番でなければいいという考えです。

あらかじめマイナスを考慮して打ち回すってことですね。

とはいえ、普通に考えたら役満ツモを許すというのはなかなかの決断ですよね。

それで勝負が決するかもしれないと思うと普通はできません。

悪待ち部長らしいという感じですね。

しかし、一筋縄でいかないのが臨海。

そのさなか思い出される部長の過去。

藤田プロに鼻っ柱を折られてふとして出たインターミドルで出会ったキャップ

二人の母親っていうのはちょっと衝撃でしたが、割と今までの回想から想像できた感じですね。

キャップを忘れていたのは家族のごたごたで軽くトラウマの時期だったからみたいですね。

これで思い出した根本の思いで、「悪待ち」が一矢報います。

左手でも跳ね上げツモは健在です。スポ根してますね。

が、世界ランカーの実力は流石、自風と場風しか集まらないというデータはブラフで風牌はなんでもござれ。

ミョンファ風牌を使って一直線に和了りにいける一方、

部長悪待ちにしないといけない分スピードで勝ちきれない様子。

ミョンファにも彼女なりの矜持があるようで、それは彼女がデザイナーベビー(?)であることと関係あるみたいですね。

彼女曰く、「神様と宇宙人との混血」だそうで。

彼女の親と思われるシルエットも今まで見たことない感じなので、もしあるなら世界編とかで出てくるんですかね…

そうこうしているうちに、オーラス。

たかみーの13牌は確定したものの風牌ミョンファが支配していたおかげで、少しは猶予が出ています。

自身の手も良いようで、押せ押せです。

清澄としても、想像以上にミョンファが暴れたせいで、役満を受けるわけにはいかなくなりました。

というわけで、部長をアシスト。

辛くもが和了ったわけですが、部長的には思った以上に痛手のようです。

も、「うちのうしろの二人なめてますかね さっきの判断…ミスになるかも」

というように、勝敗を分けそうなフラグが立っています。

というところで前半戦終了。


終わるや否やまこキャップの様子が気になるようで駆けつけますが、見当たらず…

部長は怪我のボロが出ないように休憩中は隠れていたようです。

しかし、最後の最後でまこがせめてデータだけでも手渡すことに成功、以下次巻。


そんなこんなで今巻はいままでの部長の伏線を回収した巻になります。

しかし、今までで結構語られてしまったのか正直肩透かしを食らった感じです。

もっと、何やらエピソードがあるのかと。まぁ後半戦もあるので、もしかしたらそっちで暴露されるかもしれません。


決勝戦なので熱量がいいのですが、やっぱ一年ほど新刊に間が空いてしまうのが難点ですよね。

決勝終わったら一挙読みしたいです。


というわけで、次もまた大体一年後ですかね。ではでは(:3ノシ )ヘ




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